「百舌鳥・古市古墳群」世界遺産登録一覧(49基)

こんにちは。
相談役・税理士の池田茂雄です。

今回は、この度、登録が決った、 「百舌鳥・古市古墳群」世界遺産登録一覧(49基)を分りやすくまとめてみました。

日本最大の前方後円墳である仁徳天皇陵古墳を含む「百舌鳥(モズ)・古市(フルイチ)古墳群」が世界遺産に登録された。4世紀から6世紀前半にかけて築造された多様な規模、形状の古墳群49基で構成されている。
堺市内の「百舌鳥エリア」には23基があり、羽曳野市と藤井寺市内の「古市エリア」には29基がある。そのうち、百舌鳥エリアには14基、古市エリアには15基の計29基は、宮内庁が古代の天皇や皇族の陵墓として管理している古墳である。
これらの中で、百舌鳥エリアの「仁徳(ニントク)天皇陵古墳」・「履中(リチュウ)天皇陵古墳」・「反正(ハンゼイ)天皇陵古墳」と、古市エリアの「応神(オウジン)天皇陵古墳」・「仲哀(チュウアイ)天皇陵古墳」・「允恭(インギョウ)天皇陵古墳」・「仲姫命(ナカツヒメノミコト)陵古墳」が第14代天皇から第19代天皇にかかわる古墳である。4世紀後半から、豪族による連合政権が国家を形成していく中で、巨大な土の建造物を築いた当時の高い技術や、初期国家が形成されていく過程で、被葬者の権力を墳墓の大きさや形によって象徴した独自の文化が世界遺産として評価されたものである。

国内最大の前方後円墳である「仁徳天皇陵古墳」。下記、世界三大墳墓の大きさを比べると、仁徳天皇陵古墳の巨大さがよく分かります。

(名称)            (全長)    (高さ)    (体積)
仁徳天皇陵古墳   (日本)   486メートル 35.8メートル 140万立方メートル
秦の始皇帝陵    (中国)   350メートル 76メートル  300万立方メートル
クフ王のピラミッド (エジプト) 230メートル 146メートル  260万立方メートル

 

1.百舌鳥エリア(堺市 23基)
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(注) ※印 (宮内庁管理・陵墓 14基)

 

2.古市エリア(羽曳野市・藤井寺市 26基)

(羽曳野市 10基)

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(藤井寺市 16基)

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(注) ※印 (宮内庁管理・陵墓 15基)

 

3.百舌鳥・古市古墳群

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◇仁徳天皇陵古墳(大山古墳)

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◇履中天皇陵古墳(手前)(上石津ミサンザイ古墳)
大仙公園(中)
仁徳天皇陵古墳(上方)(大山古墳)

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◇南海本線 堺駅上空からの眺め

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◇このヘリコプターからの撮影

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