「2024年度・我が国一般会計当初予算」

こんにちは。相談役・税理士の池田茂雄です。

今回は、「2024年度・我が国一般会計当初予算」の概要について述べてみます。

上記は「2024年度・一般会計当初予算」です。

 一般会計当初予算の総額は、前年度よりも「1兆8.095億円」の減額となり、12年ぶりに前年を下回った。これは、コロナ禍で膨張が続いた歳出を平時に戻したことによるものもあるが、6年連続で100兆円を超え、財源不足を国債発行で穴埋めする構造は全く変わっていない。国税収入面では、前年度よりも「1.680億円」(+0.2%)多くが計上された。 支出面では、緊迫化する周辺海空領域の安全確保のため、防衛力の抜本的な強化に向けて防衛費が,前年度より「1兆1.277億円増加した。また、高齢化の進展による医療費等の社会保障費が8.304億円多い2.3%増の「37兆7.193億円」となり過去最大を更新した。

このような厳しい状況にあり、収入不足を補うための新規国債発行額を「35兆4.490億円」計上した。国債償還のための借入金返済として27兆90億円が計上されている。しかしながら、収入不足による国債発行が積り積もって、一般会計予算の12年間分に当たる120兆円を超えている。

 税収で、国債費を除いた政策経費をどれだけ賄えるかを示す「基礎的財政収支・プライマリーバランス」は、「8兆4.400億円」の赤字となり、対前年比では赤字が「1兆9.327億円」減少し収支面が少し改善された。

 上記の予算案は2024年3月2日の衆議院本会議で可決承認され参議院に送付され、参議院において3月30日に可決承認された今年度の一般会計予算です。

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